【勉強・仕事のやる気が出ない】誰でも簡単にやる気を出す方法【やる気スイッチぽちっ!】
はじめに:どれくらい集中できているかを知ろう。
突然ですが、あなたは集中して人生と向き合っていますか?
今から24時間を遡って考えて見てください。
24時間中、あなたは何時間集中して何かに取り組んだと言えますか?
あれ、思い返してみるとそんなに集中できていなかったかも。。仕事は流し作業だし、疲れてやりたいこともできなかった。少しは取り組めたけど、ほとんどの間休憩になっていたかもしれない。。そんなことってよくありますよね。
起きている間ずっと集中できていた人って、なかなかいないと思うんです。
一日のうち何時間集中してやりたいことができているか。それって、すごく重要なことなんです。一日の中ですら人によって集中できている時間が違うのですから、それが積み重なったとしたらどうなるでしょうか。
一日8時間集中してやりたいことに取り組めている人は、1年で2920時間もやりたいことと向き合えていることになります。
一般的に何かをプロレベルにまで鍛えるには10000時間が必要とされていますので(1万時間の法則)、かなりのハイペースで上達が期待できますね!3年それを続けられればプロレベルということですから。
一日4時間集中できたという場合は、1460時間。倍の時間がかかりますね。それに、毎日同じだけ集中できるわけではありませんから、実際はもっと時間がかかってしまいます。
一日1時間という方は、1万時間を達成するまで30年の時間が必要ですね。30年と聞けばすごく長い時間に感じますが、コツコツと積み上げていけばゴールは確かにあります。死ぬまでに達成したいことであれば、まだまだ可能性がありますね。
問題は、0時間だったという場合です。
一日を思い返してみて、あれ、自分は少しも何にも集中できていなかった。。作業はしていたけど、疲れない程度に流していただけだ。。そんな時ってありませんか?
休憩が休憩の連鎖を呼んで、気づけば一日が終わっている。
これが1番問題なんです。なぜなら、「0」は何を掛け算したって「0」だからです!
そのままでは、何年経ってもやりたいことを為し遂げるスキルは身につきません。
勉強、趣味、仕事、なんでもそうです。
今回は、0だった集中時間を1に変えるための方法をご紹介します!
これから何かを始めたい方、新しいスキルを見つけたい方必見です!
既に集中できている方も、それにプラスして1時間を2時間に、2時間を4時間に、4時間を8時間にと、集中時間を伸ばすきっかけになればと思いますので、是非最後までご覧下さい!
1.心地よさからの脱却
冬の朝を想像して見てください。
部屋は冷え込んでいて、カーテンで室内は薄暗く、あなたは暖かい毛布の中にくるまっています。
少しでも布団からはみ出ると冷気が入り込んでくるので、あなたは全身をなるべく小さくしてそこでじっとしています。
やりたいことに全く集中出来ていない方は、今まさにこの状態なんです。
楽なこと、自分が心地よいことに包まれて、あなたはその布団の中にいます。外に出るの、億劫ですよね。。
誰も起こしには来ないし、特に予定もない。アラームは鳴らないし、部屋は暖まる様子もない。
そんな状況では、布団から出るのには相当な意志の力が必要です。だから、やる気を出すのが億劫だと感じるわけです。
なぜ布団から出ることが出来ないのか。それは今の環境が心地いいからです。
だらだらとテレビを見たり、お菓子を食べたり、ベッドでスマホをいじったり。
それってすごく心地がいいことですよね。
そこから脱却するには、その心地良さを払拭する必要があるんです。
まずはカーテンを開けてみる。眩しい朝日が差し込んでくれば、少し起きる気も湧いてきます。
スマホをいじってしまうのなら、無駄なアプリを消してみる。ついついお菓子を食べてしまうのなら、そもそもお菓子を買わない。
そのようにして、自分のダラダラタイムが不快になるように、わざと仕向けるわけです。
起きるのに1番手っ取り早いのは、冷水を浴びることですよね。笑
それは不快だから、その環境から飛び出したくなるわけです。
少しずつでいいので、集中力を使わない時間を不快にしていってみてください。
具体的には、ソファのクッションやブランケットを撤去して、わざと居心地を悪くしてみる。
そうすればソファで寝てしまうこともなくなります。
それから無駄なものを断捨離してみる。
何かを捨てる時ってひどく勿体ないような気がするものですが、それに囚われる意味の無い時間の方がよっぽど勿体ないですよね。
最近ではミニマリストという、無駄なものを一切排除した生活が話題ですが、それは環境をわざと不快にするということの一環なのです。
ミニマリストになれとは言いませんが、自分がついつい堕落してしまう心地よい環境を、少しだけ不快にしてみてください。不思議とやる気が湧いてくるはずです。
2.他人の目を利用する
一人で起きられない人っていますよね。
モーニングコールを頼んだり、家族に起こしてもらったり。
他人に起こしてもらうというのは、最強の手段なんです。最終手段と言ってもいいです。
いくら快適な布団の中にいたとしても、部屋の中に他人が入ってきたら飛び起きますよね。笑
人間も動物です。動物が一番危険を感じるのは、寝込みを襲われることです。
野生の生物は無防備にその辺で寝たりしませんよね。それはすごく危険なことだからです。
人間にもその感覚が残っています。
渋谷のスクランブル交差点で、あなたは熟睡できないはずです。
集中したいときは、その性質を利用しましょう。
手っ取り早いのは、知らない人のいる環境に場所を移すことですね。
カフェや図書館での勉強がはかどるのはそういうわけなんです。
外に出るのが億劫な方にはこちらの動画をオススメします。
自然音、環境音を聞いているだけで、他人の目があるように脳が錯覚して、集中力が増すんです。騙されたと思って1度流しながら集中してみてください。
音楽を聞いている時よりもずっと深い集中の中にあなたはいるはずです。
また、自分自身を動画に録画してみるという方法もおすすめです。
カメラは「目」と同じですから、視線を感じて気持ちがシャキッとするわけです。
撮った動画を早送りで見返してみると、色々な発見があるかもしれません。
3.そもそも布団に入らない
起きたいなら、眠らなければいいという話です。
本気で早起きしなければならい時、一番確実なのは徹夜ですよね。
ずっと眠るなと言っているわけではありません。
本当に眠る時以外、布団に入らないようにすればいいんです。
つまり、休憩を心地の良すぎるものにしないということです。
少し休もう、とベッドに寝転んで、そのまま眠ってしまった経験、誰にでもありますよね?
それは休憩が心地の良いものになりすぎているからなんです。
ベッド=1番リラックスできる場所ですからね。
休憩する時に、絶対に布団に入っちゃダメです。
それは自ら集中力を無くしにいっているようなものです。
休憩のポイントは「心地よくなりすぎずに」リラックスするということです。
不快なことって、ストレスになってしまうと考えて避ける人は多いですが、集中したいときに「不快」は味方にもなり得るんです。適度なストレスはむしろ、健康な生活に必要なものなんですね。
むしろ、心地良すぎるものにこそ注意してみてください。
それは一瞬の快楽をあなたに与えてはくれますが、同時にあなたの貴重な人生の時間を奪い取っていくものなのです。
効率的な休憩方法についてはこちらの記事にまとめているので、是非ご覧になってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もう一度要点をまとめてみます!
- 心地よさからの脱却
心地よくなりすぎないために、環境を整えましょう。
冬の布団を少しずつ剥がしていくようにして、段階を踏んでやる気スイッチを押していくことが大事です。
- 他人の目を利用する
「他人に見られている」という状況を演出しましょう。
実際に出かけてみても良いし、自然音BGMを流しても良いです。
- そもそも布団に近づかない
心地よすぎる場所での作業はやめましょう。
休憩したい場合は「心地よくなりすぎずに」リラックスすることを意識します。
人間はついつい心地よさを求めてしまうものです。
ですが、その一瞬の快楽の積み重ねが、あなたの時間を奪っていくのです。
勇気を持って少しだけ、心地よさから脱却してみませんか?
頑張ろう!と気張るよりも随分と楽に、あなたのやる気スイッチは押されているはずです。